稽古スケジュール:2014/12/06-12/14
鹿(子)踊は、踊り手が演奏を行うかどうかで、大きく2つの系統「幕躍系」「太鼓系」に分けられる。臼澤鹿子踊は、踊り手が演奏を行わない「幕踊系」で、踊り手は鹿頭から垂らした布幕を両手に持って踊り、踊り手とは別に祭囃子の演奏者がいる。
起源:天明年間(1781~1785年)に茨城の鹿島神社を訪れた町民が「扇州踊り」に出会い、その技術を取得して故郷に伝えたことにより完成したといわれている。
翌日は大槌町鮭祭りに参加。臼澤鹿子踊と大槌虎舞連合会の披露もありました。 大槌町は年末に良く見かける“新巻鮭”発祥の地とのことで、新巻鮭の販売の他、鮭のつかみどりも実施。
大槌町では「臼澤鹿子踊」伝承館に泊まり滞在させていただく。 初日は「臼澤鹿子踊」代表の東梅英夫さんが同じく代表を務める民謡の会「一心会」の忘年会ということで、同席させていただく。ミロト氏も即興ダンスを披露。
「臼澤鹿子踊」伝承館にて鹿子踊を習う。普段の練習のように、大人も子供も交えての稽古に参加させていただく。まずは、皆さんの踊りを拝見しその後その輪に入る形で、見よう見まねで動きを覚えていく。
大槌町
岩手県上閉伊郡大槌町は、岩手県の東部、陸中海岸国立公園のほぼ中央に位置し、北上山地に囲まれ、リアス式海岸に面しており、豊かな三陸漁場等の自然環境にも恵まれている。
東日本大震災の被害状況
東日本大震災の津波と直後の火災により、多くの命や街並み、漁業などの産業基盤を失ったりと、東北被災地の中でも被害が大きく、人口約1万6,000人に対して、約1,300人と人口の約1割の方々が、この東日本大震災で亡くなられたり行方不明となった。現在も町の至所に津波の傷跡が残っている。
小鎚神社例大祭
大槌まつりは大槌稲荷神社、小槌神社の例大祭で、毎年9月の第3土曜・日曜日に行われております。今回習った仮金澤神楽をはじめ神輿、鹿子踊り、大神楽、虎舞、七福神、鶏子舞、手踊りの町内の芸能団体が参加し、町内を賑やかに練り歩き、沿道には大勢の見物人が詰めかけるほど、活気に溢れたお祭りです。