東日本大震災で大きな被害を受けた三陸沿岸地域は、世界でも類を見ない芸能の宝庫です。
福島・宮城・岩手の三県だけで、2,000以上の郷土芸能の団体が存在していると言われています。
「営みから、アートへ。」
三陸と呼ばれる東北沿岸地域。
縄文時代から先祖は、魚や獣、草木を採って豊かで厳しい自然を頂きながら生活し、
独自の文化を生み出してきました。
そのひとつが郷土芸能。
人が暮らすところに祭りがあり、「営み」の中心で祈りと希望を唱え続けてきました。
悠久の時の中で、自然災害といった人類の制することのできない事象と対峙し、
人々は悲しみ、葬い、祈る中で「表現」を生み出してきました。
三陸の芸能は、こうしたプリミティブな表現の結晶であり、現在に伝えるひとつの形です。
それは、時に美しく、時に激しく、時に滑稽でいて、現代に至るまでの様々な芸術表現の根源を映し出すかのようです。
「営みから、アートへ」
それは、世界中の多様な文化と芸術が混ざり合い、創造的な瞬間を分かち合うための三陸からのメッセージです。
代表からのメッセージ
私は、2012年10月10日にみんなのしるし合同会社を被災地・岩手県大船渡市に設立しました。
わずかな資本金と地元の信用金庫に企画提案して借入金を得て、現在まで様々な事業を展開してまいりました。
おかげさまで、2022年11月でまる10年を迎えることができました。
現在まで、被災地域の復興を目指して個人的な想いを胸にボランタリーな活動を主に行ってまいりました。
しかし、これまでを振り返ると、地方にとって最も大切なのは文化と経済を繋ぐ若い担い手だと感じるようになりました。
若手が活躍すると地域が明るくなる。人が育でば地域の未来が変わる。
人が育つ環境を整えることが一番大切だと思うのです。
私たちの得意とする舞台作品や映像コンテンツ制作に磨きをかけ、
地方の未来を創造するために担い手の充実をはかってまいります。
企業理念
土台
社員・スタッフは、学び育み合う生涯の仲間と考えます
こころがまえ
一期一会、瞬間を大切に生きます
行動
自分の行動に責任を持ち、人の心を軽くする為に創り続けます
経営基本方針
人を育み社会を明るくします