はじめに

ミュージカル「いのちてんでんこ」を制作するカンパニー“みんなのしるし”は、岩手県大船渡を拠点に、三陸における東日本大震災の被災の記録や三陸の文化を収集し発信することで、被災地、ひいては、日本の未来に貢献できることと信じ活動しております。
東日本大震災より10年が経過しようとしていますが、東北においても記憶の風化が叫ばれています。この作品を通して震災の記憶と舞台芸術の新たな息吹を体感して頂き、震災がもたらした事、苦境での人と人との繋がりの大切さをご一緒に考えて頂けたら幸いです。

 

芸術鑑賞会について

芸術鑑賞会

三陸地方に伝わる「いのちてんでんこ」(別称:津波てんでんこ)とは、地震がきたら津波が来る、てんでばらばらに他人にかまわず一人で逃げろ、という3.11以降日本中の人々が知ることとなった言葉です。防災科学技術研究所の要請で被災地に赴いた演出家 前川十之朗が、九死に一生を得た人たちの証言をもとにした作品「いのちてんでんこ」。
震災を扱う作品、はともすれば暗くなりがちですが、本作品の印象は台風一過の青空のようにくっきりと明るいもので、しかし作品を通して伝えられる「いのちてんでんこ」という警告は深くメッセージとして刻まれていきます。
東北発の感動作! ミュージカル「いのちてんでんこ」。ストーリー、音楽、ダンス、共に優れた鑑賞会作品として、ご提案致します。

いのちてんでんこ official HPへ

芸術鑑賞にあたってのメッセージ

東日本大震災によって多くの方々が犠牲になりました。いま、私たち、被災地に暮らす者は切に願っています。もう二度と、同じ悲しみを味わう人がいないことを。そして、他の地域に暮らす人々が、このような悲劇にのみこまれないことを。ミュージカル「いのちてんでんこ」は、気仙地方の被災者の証言を元にしています。悲劇を目の当たりにした、生の声を舞台にしたものです。そこにこめられた、さまざまな問いかけや記憶を感じてください。そして、それが、自然災害、家族、 命について皆様に考えていただくきっかけになれば幸いです。

陸前高田市市長:戸羽 太

 

 “いのちてんでんこ”は、岩手県沿岸被災地で九死に一生を得た人たちの、オーラルヒストリー(証言)を元に制作されたミュージカル作品です。2013年に初演され、現在までに約4万人のこども達に「いのちの伝言」を伝えて来ました。音楽とダンス、映像と共に震災の記憶と、コミュニティーにおける芸能・祭りの存在意義を深く問う作品です。ぜひ、このミュージカル作品を通して被災地の新たな息吹を体感して頂けたら幸いです。

作・演出:前川十之朗

内容詳細

会場 ホール、体育館
搬入〜開演まで ホール:搬入30分〜 仕込み3時間半〜    体育館:搬入60分〜 仕込み6時間〜
公演時間 公演85分
キャスト&スタッフ

キャスト10名〜15名 
スタッフ5名〜8名
*公演料によって構成いたしますので、直接お問い合わせください。

音響と照明

【体育館の場合】必要な音響・照明機材は用意いたします。
*一部の設備照明はお借りいたします。
【ホールの場合】ホール使用料、音響・照明費が別途必要となります。

料金

 90万円〜180万円(税別)
別途交通宿泊費が必要です。

 

 

アンケート・感想

私は今回の芸術鑑賞で、ミュージカル「いのちてんでんこ」を観て津波の恐ろしさについて、そしてそこで生き抜いた人々の強さについて改めて考えさせられました。ユキと大の会話で、残念ながら亡くなられた方々の想いについても、生き残った人は忘れてはならない、これからの世代に伝えなくてはならないのだと思いました。先輩が、全て自分のせいがと追いつめられてしまったのは、周りの人たちと想いを共有できず、辛さや悲しみを溜め込んでしまったからだと思いました。苦しい時だからこそ、周りの人たちと協力し合いながら、生きなくてはならないのだと思いました。私は津波にはあっていないけれど、3・11を体験し、生きた者として、強く生きなければならないと感じました。
高3 女子

今回の芸術鑑賞では、大震災の話であったが、始めの映像を見て、本当に大変な状況なんだなと思った。当時の映像はニュースなどで見たことはあったが、被災者の方々がどんな体験をしていたのかは、ほとんど知らなかったので、自分が想像していたよりもずっと辛い状況なんだなと感じた。演劇は歌や踊りがとても迫力があって、感動した。今後は今まで取り組んできたボランティア活動などを継続し、その他の活動にも積極的に取り組んでいくことが大切だと思った。また、大震災で起こったことを忘れず、日ごろから避難所の確認などの防災意識を高めていくことも大切なことなんだと思う。
高3 男子

今回初めて、ミュージカルを生で観ました。歌や踊りがとても迫力があり凄かったです。また、「いのちてんでんこ」を観てあらためて、東日本大震災について考えさせられました。海の様子を見に行き津波にのまれてしまった人や仲間や家族を助けに戻って犠牲になった人などがたくさんいたという事を忘れてはいけないと思いました。私は実際に津波は経験したことはないけれど、食事をとれない日やお風呂にも入れない日が続き、とても大変だったことが分かりました。今はだんだんと復興が進んでいき、少しずつ取り戻していっているところもあるけれど、全然進んでいないところもあるので、少しでも力になれるといいなと思いました。また、もう一度ミュージカルを観てみたいなと思いました。
高2 女子

その他、多数のご感想をいただいております。