いのちのかたりつぎ キャストアンケート⑤ 長谷川暢

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1月17日をもって、いのちのかたりつぎ公演が、仙台・鎌倉公演ともに無事終演致しました!ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!!

さて、本公演のキャストの方々には、東日本大震災から10年という節目を迎えたいま、震災を”語り継ぐ”ことをどう捉えて公演に臨んでいるのかということについて、事前にアンケートを取らせていただきました。
いのちのかたりつぎキャストが、どのような想いを胸に舞台に立っていたのかということに目を向ければ、また違った目線で、いのちのかたりつぎをお楽しみいただけるかと思います。

キャストアンケート第5回目は、ダンサーの長谷川暢さんです。

Q1. 震災前、震災後、現在を経てあなたや社会はどう変わったと思いますか?

震災があってから、いのちてんでんこに関わらせてもらって、東北に来る機会が多くなって、復興していくさまとそれまでの歴史について考えることが多くなった。
祭りの力で土地を復興していく、郷土芸能がなぜその土地に伝わっていて、人々の生活のそばにあるのか。
行きていくっていう意志を示すために存在した。
芸能、アートと生活が密接に関わっているっていうことに興味がある。
東京に住んでいたらわからなかった

Q2.かたりつぐということをどう考えていますか?また、かたりつぐ上で何が大事だと思いますか?

かたりつぎではあるが、言葉でなくても構わない。
文字としての情報はいろんな所にあって、それをきちんと伝えることも大事だが、行ったことを、手触り、匂い、いろんな方法で。
いろんな形で残っている。
パフォーミングアーツで説明、意味とかにとらわれない形でつたえていきたい。

Q3.東北の他の地域と違うところはどんなところですか?

寒い。東京の寒さとは一線をがしている。
自然と暮らしがナチュラルに結びついている。
東北の暮らしにたまに触れておかないと、おかしくなってしまう

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