1月17日をもって、いのちのかたりつぎ公演が、仙台・鎌倉公演ともに無事終演致しました!ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!!
さて、本公演のキャストの方々には、東日本大震災から10年という節目を迎えたいま、震災を”語り継ぐ”ことをどう捉えて公演に臨んでいるのかということについて、事前にアンケートを取らせていただきました。
いのちのかたりつぎキャストが、どのような想いを胸に舞台に立っていたのかということに目を向ければ、また違った目線で、いのちのかたりつぎをお楽しみいただけるかと思います。
キャストアンケート第4回目は、宮城県仙台市在住の本田椋さんです。
Q1. 震災前、震災後、現在を経てあなたや社会はどう変わったと思いますか?
学生から卒業して、東北で劇団に携わって生きていくことに決めたこと。
東北をツアーしたり子供達の所にいくような活動を通して、震災復興の中で文化芸術が力をもつんだな、ということを実感した。
Q2.かたりつぐということをどう考えていますか?また、かたりつぐ上で何が大事だと思いますか?
情報としてではなく、人から人へ手触りのある言葉で伝わっていくっていうことが大事。
想像力を働かすことができる。
Q3.本田椋さんが次世代にかたりつぎたい、伝えたいことは何ですか?
戦争体験を語り継ぐ。
シベリア翼竜の話を舞台でやったことがある。
歴史として知っていたものが、実感の伴ったものとして、その人の立場に立って戦争を眺めることができるような気がした。
Q4.この先、東北(日本)がどうなるといいか、イメージを教えてください。
身体的文化資本。
独自の文化を大切に、郷土芸能の聖地になっていたらいい。