[第42回サントリー地域文化賞]「三陸国際芸術祭」(岩手)が受賞

News Staff blog 三陸国際芸術祭・A.I.R. 記事

2013年より、みんなのしるしが事務局とプログラムディレクションを行ってまいりました「三陸国際芸術祭+A.I.R.」が、サントリー地域文化賞に選ばれました。

「郷土芸能の魅力の発信」と、「国内外との芸能を通じた交流」を目的に、岩手県と青森県にまたがる三陸沿岸地域で開催されている「三陸国際芸術祭」が「第42回サントリー地域文化賞」を受賞しました!アジアの芸能団体や現代芸術のアーティストとの交流を通じて芸能の魅力を国内外に広く発信し、震災からの復興や地域の活性化に貢献した点が高く評価されました。

■「三陸国際芸術祭」とは?
岩手県と青森県にまたがる14市町村が参加する「三陸国際芸術祭」。元々は2011年の東日本大震災の際、復興支援のために訪れたNPO法人の皆さんが三陸の郷土芸能のすばらしさに感動し、郷土芸能を習ったことから始まりました。その後、地域の文化や人々が一体となった取り組みに進化し、2014年に「三陸国際芸術祭」が誕生しました。現在では、全長600kmにもおよぶ広大な三陸沿岸部の各地を舞台に、地域や国の垣根を越えてアーティストが集い、多様な文化が融合する、他に類を見ないほどスケールの大きな芸術祭になりました。また、これまで同じ地域や町内でも共演することのなかった団体が、「三陸国際芸術祭」を通じてひとつの舞台を創造するなど、新たな交流が生まれています。

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